Final.Round Report

Maruhan Cup Taiheiyo Club Senior

Final.Round レポート|2021.8.29 sun.

プロの部優勝は、森田徹
ベストアマ(太平洋クラブ会員の部)・アマチュア総合優勝は吉本隆弘選手、
ベストアマ(著名人の部)は谷繁元信選手

初日よりは若干プレーしやすい条件だったものの、今日も相変わらず本来の御殿場コースより湿度も気温も高めでしたが、予想通り、シニアツアープロの部もベストアマチュア(太平洋クラブ会員の部)も熾烈な展開となりました。

ベストアマチュア(太平洋クラブ会員の部)は、初日首位だった勝田兵吉選手が1番はボギーとしたものの、その後は堅実なプレーで2位以下の選手を引き離していたものの、8番でボギーを叩いた後の9番でダブルボーギー、10番でボギー叩いて通算6オーバーとなり、一気にベストアマ争いは混沌としてきました。それでも勝田選手は11番から3連続バーディーを奪取して、その時点で3オーバーでアマチュアの部首位に立っていた吉本隆弘選手と木下幸一選手に追いつきました。
ところが、14番でダブルボギー、16番でトリプルボギーを叩いて完全に脱落。その後、木下選手も通算6オーバーまでスコアを落とし、12番から通算3オーバーをキープしてホールアウトした吉本選手の優勝が決まりました。
3打差の2位は木下幸一選手と藤井幸博選手で、勝田選手はさらに1打差の4位でした。
吉本選手は、「初日4オーバーで首位と3打差でしたが、1番、5番でボギーを叩いても6番でバーディーが来て諦めませんでした。8番でもボギーを叩いて、逆にスイッチが入ったと言いますか、9番、10番、11番を3連続でバーディーを取ることができてToday1アンダーになり、このまま辛抱すればチャンスもあるかなと最後まで耐えることができました。50歳になって以来、何としても勝ちたい、と思っていました。やっと勝つことができて大変嬉しいです」と喜びの声を聞かせていただきました。

また、ベストアマチュア(著名人の部)は、横浜ベイスターズOBの谷繁元信選手が通算6オーバーで優勝。初日首位の北海道日本ハムファイターズOBの田中幸雄選手は最終ホールの第3打を直接入れてイーグルを決めたものの1打及びませんでした。
プロの部は、前半のアウトを終えて初日首位を分けた倉本昌弘PGA会長と森田徹がともに10アンダーまでスコアを伸ばし、11番でもともにバーディーと一段と熱い戦いとなりましたが、森田がその後12番、13番でもバーディー。反対に倉本は14番、15番で連続ボギー、16番ではダブルボギーを叩いて脱落。
森田は15番でもバーディー、最終ホールは2オンを果たして悠々バーディー。同じ最終組の、秋葉真一と河村雅之が2打差の2位タイでした。

Final Round 成績表

<テレビ放送>
BS-TBS(BS放送)
『第8回マルハンカップ太平洋クラブシニアゴルフ』
2021年9月11日(土)13:00〜14:54(VTR放送)
解説:芹澤信雄プロ
実況:小笠原亘(TBSアナウンサー)