8月21日(木)プロアマラウンド レポート
第12回マルハンカップ太平洋クラブシニア
プロアマラウンド(8月21日)
2位に1打差の15アンダーで、篠崎紀夫プロチームが優勝!
第12回「マルハンカップ太平洋クラブシニア」恒例のプロアマラウンドが本戦2日前の21日に御殿場コースで開催されました。全国的に猛暑に見舞われている中、朝夕は暑さをまったく感じさせませんでしたが、日中は日差しがやや強くなって正午の気温は32.5度と上がって蒸し暑くなってきたと思ったら、冷たい風が吹き出して雷雨が降り出すなどこの時期ならではの複雑な天候の中でのプロアマラウンドとなりました。
競技は、30名のシニアツアープロと予選会などから選出された90名のアマチュアが、プロ1名とアマチュア3名とでチームを組んでのチーム対抗戦でした。
1番、10番のティーショットはシニアプロと男性アマのティーショットはPGA(日本プロゴルフ協会)が設定した同じティーを使用(70歳以上のシニアは白ティーも選択可能)、2番、11番以降の男性アマはそれぞれの年齢に合わせたティー、女性は赤ティーを使用しました。第2打以降は1つのボールを選択して4人が同じところから打っていくスクランブル方式での18ホールの競技で実施されました。
ファーストホールのティーショットは1番、4番、7番、10番、13番、16番からティーオフするショットガン方式で行われました。
残念ながら終日富士山は雲の中でしたが、「やはり御殿場は凄いな。今年の猛暑の中で、これだけ綺麗なコースとグリーンを作り上げてくれるんだから」とか、「多少暑くなっても、都会の暑さを忘れさせてくれる中でのゴルフをさせてくれるから楽しい」と、ほとんどのアマチュア選手が緑鮮やかなコースを眺めながら印象を語っていました。
ハーフを終えた後の軽食タイムを経て、それぞれのホールからのトップスタートの組から続々18ホールを終えてプロがスコアを提出後、グランピングテント内でバーベキューなどを召し上がりながら懇親会を楽しんでいました。ところが13時30分に雷が鳴り出し、雷接近のために競技は中断。全員クラブハウスに移動する事態となりましたが、14時40分に再開されました。その後もまた中断がありましたが、何とか競技は終了しました。
その結果、優勝したのは10番スタート第4組の篠崎紀夫プロチームで、優勝スコアは15アンダーでした。篠崎プロは、「やはり太平洋クラブのメンバーさんはお上手ですよね。バーディーチャンスを何度も作ってくれて、誰かがバーディーを決めるというホールが多かったです。石井勝さんと今関友浪さんと構由美子さんとのチームでしたが、全員のチームワークの良さが勝因だと思います。私も最後のパットの番で6ホール中3ホールは決めることができて良かったです。内容は13バーディー、1イーグルで、もしかしたらという気はしましたが、雰囲気的には17アンダーくらい出せそうなくらい、皆で良いゴルフをしました」と振り返っていました。
1打差の2位には、14アンダーの井上信プロチーム(平均年齢上位)、3位は同じく14アンダーながら平均年齢が低かった飯島宏明チーム、4位は、13アンダーの寺西明プロチーム(平均年齢上位)、5位は同じく13アンダーの田村尚之プロチーム(平均年齢下位)でした。
PHOTO/TM PHOTOLINKS