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Final Round|田中章太郎が7打差をつけて圧勝の初優勝!

朝から冷たい雨が降り続く中、予選を通過した通算3アンダーまでの64選手がアウト、インに分かれてシトシトと降り続く雨はなかなか降り止まず、選手たちはプリファードライが出されている状況の中、冷たい雨の下でのプレーとなりました。それでも最終組がアウトの9番をプレーする頃にはほとんど雨も上がってギャラリーの方の姿も徐々に増え始め、最終的には悪天候予報が出ていたのもかかわらず902名の方が観戦に訪れ、3日間トータルで5,941名というギャラリー数を記録しました。
優勝争いは、第2ラウンドで2位に3打差(通算13アンダー)をつけていた田中章太郎が1番から3番まで連続バーディーのロケットスタート。あっという間に後続との差を広げ、終わってみれば2位の重永亜斗夢に7打の大差をつけて初優勝を挙げました。
「最終日に臨んでは、3打差あることや周りのスコアのことなど意識せず、通算20アンダーを目標にしてプレーすることを心掛けてスタートしました。1番のパー5は2オン2パットのバーディー、2番は第2打が2.5メートルについてバーディー、3番の長いパー3はティーショットが30センチほどについてバーディー。やはり、出だしの3ホール連続のバーディーが結果的に大きかったですね。別にそこで余裕などは生まれませんでした。とにかく20アンダーを目指していましたから。最後までその気持ちを保ち続けていたので8アンダーで回ることができ、目標を上回る21アンダーを出して初優勝できたのだと思います」と表彰式後に振り返っていました。
単独2位は、最終日に優勝した田中と同じ8アンダーを記録した重永で、「第2ラウンドを終えて通算6アンダーの19位タイですから、上位争いに加わろう、などとはまったく考えていませんでした。アウトも1アンダーでしたから。上位をちょっと意識し出したのは、10番バーディー後の13番と15番のパー5でともにイーグルを獲ることができてからで、そこから3連続バーディーを獲ろうとしました。その気持ちが、16番はパーでしたが上がりの17番、18番をバーディーとして、通算14アンダーまで伸ばすことができました」と、大きくジャンプアップできた理由を語っていました。
3位タイには、「今回の試合では惜しいパットも何回かありましたが、自分としてはパットが良く入ってくれました。3日間で通算10アンダーを目標設定していたので、通常13アンダーには満足しています。昨日までの2日間はショットで、今日はパットで助けられました」と振り返った照屋佑唯智と、田中に3打差ながら単独2位で最終日に臨んだ丸尾怜央でした。
丸尾は、「3打差あっても何があるか分からないので、1番からできるだけ田中選手にプレッシャーをかけていこうと思っていましたが、逆に田中選手に3連続バーディーを獲られて、こっちにプレッシャーが掛かってしまいました。それでも、終盤の15番、16番を連続バーディーとして3位タイになれて良しとします。この成績は今年に入ってのACNツアーでの最高順位なので自信にもなりました。できるだけ早く、アジアパシフィックアマチュア選手権でプレーした御殿場コースでのレギュラーツアーに出場したいので、この後の試合でも頑張ります」と、18歳の有望株は前を見据えていました。
優勝した田中はツアー4シーズン目の初優勝。独学でゴルフを覚え、ジャンボ尾崎が主宰するアカデミーの1期生。「最近は行けてないのですが、アカデミーに入れた頃はジャンボさんにいろいろと質問したり相談させてもらいました。成長の要因になっています。最近は、動画でUSPGAツアーの選手のスイングを参考にしています。特に、ザンダー・シャウフェレのスイングとテンポが気に入っています。コーチはいませんが、ツアー仲間とチェックしあったりしているので、今のところ悩むところはありません」と、まだ23歳の若手は7打差の圧勝にさらに大きな自信をつけたようでした。
田中は優勝により賞金270万円と、これまでの賞金ランキングによる出場資格の決定に変わる「ACNツアー・ポイントランキング」ポイント540点を獲得。現時点でポイントランキングトップとなりました。加えて「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」への出場資格が授与されました。
通算12アンダーの5位タイには、関将太一、鈴木海斗、木村太一の3選手が入り、続く通算11アンダーの8位タイには小林伸太郎、小寺健大、杉本スティーブ、田中元基の4選手が続きました。

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