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プロアマラウンド|2022.08.25

2位に1打差の16アンダーで、清家和夫プロチームが優勝!

8月にもかかわらず、曇り空で肌寒ささえ感じるような、この時季としては最高のコンディションのもとで、第9回『マルハンカップ太平洋クラブシニア』のプロアマラウンドが本戦2日前の25日に開催されました。
30名のシニアツアープロと予選会などから選出された90名のアマチュアが、プロ1名とアマチュア3名とでチームを組んでスタート。
1番、10番のティーショットはシニアプロと男性アマのティーショットはPGA(日本プロゴルフ協会)が設定した同じティーを使用(70歳以上のシニアは白ティーも選択可能)、2番、11番以降の男性アマはそれぞれの年齢に合わせたティー、女性は赤ティーを使用しました。第2打以降は1つのボールを選択して4人が同じところから打っていくスクランブル方式での18ホールの競技で実施されました。
プロアマラウンドは1番、4番、7番、10番、13番、16番からティーオフするショットガン方式でしたが、最初の組がスタートする午前8時の気温は21度で、「ゴルフをするには快適ですが、じっとしていると鳥肌が立ちますね」と腕をさすっている人もいるほどでした。
「これだけ涼しいと、プロアマでは相当な高スコアが出るんじゃないかな」と予想するプロもいました。プロアマラウンドは、4人のショットのピンに対してベストなボールを選択してプレーする競技方法だけにかなりのハイレベルで混戦になると思われました。

「グリーンの状態は素晴らしく、チームのアマチュアの人のお陰で順調にスコアを伸ばしていますよ」
何人かのプロに途中で「どうですか?」と話を伺うと、ほぼ全員から同じような答えが返ってきて、かなりのハイレベルの優勝争いになりそうでした。
快適な状況は変わらず、最終組がホールアウトする午後2時過ぎまでになっても気温は23度と絶好のゴルフ日和の一日でした。
プレー後の懇親の場となるグランピング会場での準備が進む中、第1組から上がり始め、いきなり1番第1組スタートの日下部光隆プロチームが13アンダーを記録。13番スタートの第1組の杉原敏一プロチームも13アンダー、さらに16番スタートの第1組の清水洋一プロは15アンダーと、どこまでトップのスコアが伸びるのか分からなくなってきました。
しばらくは10アンダー前後が続いていましたが、4番スタートの第4組の清家和夫プロチームが16アンダーで上がり、そのまま優勝が確定しました。
清家プロチームのアマチュアの3人に話を伺うと、「誰が良かったというより、各人が満遍なくバーディーにつながるショットやパットを決めた成果です」と、チーム戦ならではのチームワークの良さを勝因に上げていました。清家プロも、「本当、その通りです。私は最後にちょっと長いパットを入れただけで、グリーン上ではほとんど私の番が来ませんでした」と、チーム全員のショット力とパットのうまさを褒めたたえていました。
惜しくも1打差の2位となった清水プロは、「私の組は、16番からのスタートホールから3連続バーディーが続き、『全ホールバーディーを取って目標を18アンダーにしましょう』と3ホール終えて誓い合い、1番からの3番までもバーディーとしたのですが、4番、5番で私がバーディーパットを決められず、8番もパーで15アンダーとなってしまいました」と後悔していました。
3位タイには13アンダーのチームが4組いましたが、チームの平均年齢で日下部プロチームが3位、杉原プロチームが4位、平塚哲二プロチームが5位、中山正芳プロチームが6位となりました。

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