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本大会初制覇! 昨年の雪辱を見事果たす! 今野康晴選手 |2009.11.15
11月15日(日) Final Round 

2009 Winner 今野 康晴選手!!
本大会初制覇! 昨年の雪辱を見事果たす!


今野康晴選手 69−65−68−73=275stroke (-13) 優勝

この時期としては、近年まれにみる悪天候の影響で、スタートが遅延となり、日没サスペンデッドとなった第3R。
今野選手は、第3Rを9ホールを残し、迎えた最終日は27ホールの長丁場となった。第2Rで首位に立ち、その後一度も首位を譲ることなく、逃げ切り第37回大会の栄冠を手にし、自身4年ぶりに勝利の美酒に酔いしれた今野選手だが、風邪や腰痛などに悩まされ、決して体調万全とはいえないコンディションで迎えていた今大会。その栄光の陰には、4日間今野選手に付き添った、奥様の愛情あふれる、熱い応援があった・・・

こんなに大きな試合で優勝できて、本当に嬉しい!!。体調が悪い中で優勝できたというか、できちゃったというか、もっといえばしっかりと練習を重ねて自分の調子を上げながら試合に臨んで優勝するという感じがするけど、(ここのところ)肘や首が具合が悪かったり、試合中もそんなに練習ができない中で、試合をやってるんだかわからないような状況の中で上位についていたというのが続いていたので・・。
今週も木・金とも風邪ぎみでろくに練習もできていないので、優勝してしまっていいのかなという感じです。

○第3Rを終えて、2位と3打差?

昨日の残りをハーフ(日没サスペンデッドとなった第3R残りの9ホール)をやりながら、僕の中では津曲が2位だろうと思っていて、ハーフを終えてボードを見た時に、誰が2位だかわからなかったけど、「ちょっとあいている」とは思った。
Finalラウンドのスタート前の4〜50分の間は、腰がものすごく悪くなってしまっていて、マッサージだとか痛み止めだとか治療で精一杯な状態でバタバタしてました。18ホールだったならなんとか体も持ったと思うが、今日は27ホールやらなければならなくて、ラストの9ホールはとても辛かったですね。

○スコアが伸び悩んだ?

やはり風が強かったので、フォローの時はまだ良かったけれどアゲンストで強い風の時には、ドライバーがまるで打てなかった。それでも本当に強いアゲンストのホールは後半の11番と14番くらいだったけれど、11番はうまいことにパー5だったので「行けるかな」と思ったら右へ飛んでバーディ獲れず。折り返しの12番はフォローだったのでバーディを獲りたくて、バーディチャンスへついたけれど獲れず・・・。14番はティショットがすごいアゲンストで、それなりに打てたけれど230y先のバンカー。あのバンカーはよっぽどのことがなければ入らない。左のバンカーを警戒して右のバンカーへ入ることはあるけれど。力が入らなかった分、手前のバンカー。それでボギーにして。そこで1打差だったのかな。あとは我慢。辛抱。とりあえずショットに力が入らないので、バーディチャンスにつきそうな感じがしなかった。長いのを入れるかくらいしかバーディは獲れないと思った。

○プレーオフになったら嫌だなという気持ちは?

すごくあります(笑)。あるんですけど、でも6回もやってるので、6回やっても7回やってもそれほど気にしないでやれる。ここまで負けたらいずれは勝てる。でも、今日の(状態で)プレーオフへ入ったらきつかったでしょうね。
最後の(18番の)パー5、僕の中ではいいショットをして・・・。210yちょっとだった。それで3番のユーティリティで打ちたかったけど、力が入らないので5Wにして、左へ逃げていけばエッジか乗っていくかな思ったら、体に力が入ってバンカーへいくという思いがけないショットも出るので・・・
プレーオフはきつかったと思います。

○バーディが計算できる6番でのダブルボギー

セカンドは、アゲンストだったのでギリギリの距離だったので迷ったけど、とりあえず手前に刻んで100yくらいから・・・でもあのピン位置だとバーディチャンスにはつけられないけれど、1ピンくらいにつけられたらと思って打ったら、やっぱり力の入らない軽い球になってしまって・・・
池だけは警戒していたのに入れてしまった。

○気持ちの切り替えは?

思ったよりも差があったので、並んだかと思っていたら2打あったので楽になった。そのおかげですぐに(7番ホールで)バーディをとれた。

○家族の応援は?

ラウンド中、今日はそんなに姿が見えなかった。
それよりも、いつもはトップに立ったときになると、どこかで優勝したいという気持ちだけが先走っていたように思います。今日はそう思わないようにしてしていたというよりも、体調が悪くてそんな先のことを考える余裕もなかったし、歩くのもきつかった。余計なことを考えないでやれたのが良かったのかと思う。

○腰の痛みというのは?

左の尻の上あたりです。

○体の調子が悪いのに優勝あらそいというのは・・・

なんでしょうね。去年も右ひじが痛くなって、練習できない中でたまたま優勝争いできたとか、今年も夏くらいまで休んでいて、しばらくしてKBCでプレーオフになったりとか・・・。ゴルフをやらない間に、自分の中で考える時間ができて、頭の中が整理されるような気がします。ボールを打ってばかりだと煮詰まったりして・・・。練習できない時間、ボールを打てない時間が、かえって冷静になれる時間になっているようにも思います。余計なことをしなくなったというか、難しいことをしない、ショットもなるべく易しく簡単に。ラウンド中も、とにかく「やさしくやさしく・・・とやろうとしている」のがいいのかなという感じです。

○この大会はどんな大会?

この試合は、毎年、海外の選手がたくさん出場してきて、すごく盛り上がるし、華やかという印象があって・・・。グリーンは、速くて難しいというイメージがあって、そんなに得意な方ではなかった。17番(パー3)なんてよく4パットもしてたので・・・。

とにかく、(歴代)有名選手ばかりが優勝する試合で、この試合から来週のダンロップフェニックスとか、いい試合、敷居の高い試合が続く。そんな試合で優勝したからには、これから頑張ってやらないといけないと思っています。

○リベンジという気持ちはなかったそうですが・・・

リベンジしようと思ってできるほど力があるとは思ってませんから。あとあとですが、去年15番でピンを狙って奥へ打ってボギーを打った時に、優勝争いをした片山さんが、「あそこでピンを狙っては駄目だよ」といっていたとか・・・。ジャンボさんからもいわれたので、そういうものかなと。やっている時は、(頭の中で)ピン側しかなったので打ってしまった。でも、そこで「逃げたりとか安全な方からいく」ということも必要だったのかなと。今年は、まったく同じピンの位置。距離も似ていた。ピンを狙うかどうか迷ったが、(今年は)右目に打てたらいいなという余裕というか、そうしたものが頭にあった。経験が活かされたと思います。

○優勝の確信は?

17番でパーを獲れたとき。18番はティショット曲げてバンカーでも、刻んでパーは獲れると思ってましたから。
17番は、(グリーンから)外れるならバンカーがいいと思った。右からの風でアゲンスト気味だったけどそれほど難しくない。ライもそんなに悪くなかった。そこそこ寄るなという感じはあった。
ここをパーで抜けないと去年のこともあるし、18番でばたばたしてしまうと・・・。ここでパーをとれたのは大きい。 18番ティショットの時に、2打差あったのでティショットさえしっかり打っていければ、そんなにボギーのイメージはなかった。で、フェアウエイに打てて、刻むかどうか迷ったが、刻んで・・・。でも6番で刻んで池ということがあったので、ちょっと池が怖かったけど、池だけは越えていけという感じで打った。 (優勝のなかった)4年は長かったですよ。プレーオフはしてますが。(笑)


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○次の目標は?

来週、再来週と日本シリーズも出られるようになったので、体調は悪いけれども残り3つをしっかりやりたい。まずは体調に気をつけながら、その3試合の中でも良い成績が残せたらと思います。

○結婚記念日プレゼント?

(今週の)月曜日にプレゼントを見に行った時には、いいものがなくて買っていない。「何が欲しい?」と聞いたら「優勝がいい」と。この試合はとても好きで毎年見に来ていた。そんな好きな試合で優勝できたということは僕以上に喜んでくれているんじゃないかなぁ。


今野選手の奥様の喜びの声!!
今野 崇乃子(そのこ)さん

嬉しいです。17番でパーだったので、最後は安心してみてられました。4日間一緒に回ったかいがありました。
主人も「日本オープンで負けたときに、勝ちたい気持ちになってきた」と話していたので、本当に良かったと思います。

先週、私の母が亡くなりまして・・・、母にとっても良かったと思います。それに今週、結婚記念日だったんです。10年目になります。 母のことがありましたので、結婚記念日の当日はゆっくりと過ごして、なんにもなかったんですけど、今回優勝してくれて、忘れないと思います。今日のことはきっと・・・

今週は、周りの人達が「もうこっちのことはいいから、ついていてあげないさい」と言ってくれて、72ホールついて応援させてもらいました。

今野選手にとって、奥様にとって、それぞれの困難を乗り越えての今回の優勝。喜びもひとしおでした。


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