太平洋クラブ六甲コース18ホール攻略法(by 2014マルハンカップ 太平洋クラブシニア 初代チャンピオン:グレゴリー・マイヤー)

8月1日~2日に太平洋クラブ六甲コースを舞台に行われる、第2回『マルハンカップ 太平洋クラブシニア』。他のトーナメントでは実現できないほど多数の会員の方がプロアマ戦にも本戦にも出場できるとあって大変興味が尽きない大会です。昨年度の優勝者であるグレゴリー・マイヤープロに改めて六甲コースをプレーしていただきながら、各ホールの攻略法を伺いました。

構成/初見 進(日本ゴルフジャーナリスト協会会員)

練習環境から18ホールすべてまでゴルファーに大変ありがたいコース

太平洋クラブ六甲コースの素晴らしさは、クラブハウスやコースの美しさに加え、練習環境から18ホールまで全てチャンピオンシップコースの条件を備えていることです。

私が最も気に入っているのは練習施設。クラブハウス前にパッティンググリーンがあり、1番ホールまでの間にバンカーショット練習場、パッティンググリーン、アプローチ練習場、プラクティスレンジがあります。このルートに練習施設が揃うのは、プレーヤーには大変ありがたいこと。私なら、1日中練習施設で過ごすでしょう。

キャディさんも優秀です。昨年の大会の初日、私が62というスコアを出せたのは、キャディさんに教えられたライン通りに打ったから。見た目とは違うラインもあるので、皆さんも是非キャディさんに読んでもらってください。

コースの大きな特徴の1つがグリーン周りの深いバンカーです。花道はほとんどなく、アマチュアには少々厄介です。深い分だけ落ちたら目玉になり易く、グリーン面が見えずにバンカーショットを余儀なくされます。“絶対に入れたくないバンカー”には十分注意しましょう。

全体的には関西地区のコースとしてはフェアウェイが広く、伸び伸びとティーショットを打てます。その分セカンドショット以降が難しいホールが多いです。アウトは変化に富み、正確な方向性と距離感が求められ、インはフラットながら微妙なアンジュレーションや池があり、風の向きや強さの判断が難しいです。

パー5ホールは2オン1パットのイーグルチャンスもある反面、グリーン周りのガードバンカーや深いラフに要注意です。セカンドショットは無理せずレイアップした方がベター。ピンの位置やティーショットの飛距離から判断してクラブを選びましょう。

パー4ホールは短めもありますが、400ヤード以上の長めのホールが多い印象です。18番のようにティーショットをミスすれば簡単にボギーにつながります。短いホールはOBの近さや大きな池、グリーンの手前と奥の傾斜の差異など距離感を錯覚しやすく、決して気を抜けません。

パー3ホールは最も要注意。グリーンが上りで表示以上に長距離と錯覚したり、ティーインググラウンドとは違う風が吹いていたりします。一般的にティーアップで打てて簡単そうですが、ボールが上がりやすく、高低差や風の影響を受けやすくなります。

六甲コースは観戦しやすいので、直接選手の攻め方を観て、今後のプレーに役立ててほしいと思います。

  • 1番ホール

    B:526、R:513、F:482、L:450 = PAR5徐々に打ち下ろしながら左にドッグレッグしているパー5ホール。左ドッグレッグなので左斜面の途中を狙ってショートカットしたくなりますが、このホールの左サイドはOBになっていますから、左を狙うのは危険です。ティーショットは、右に見えるフェアウェイバンカーの左に打って行くのが正解です。
    セカンドショットも、左サイドのOBに注意が必要です。フェアウェイが左に傾斜しているからといってスライスが出ることを予測して左を向いて打って、ボールがつかまり過ぎてそのまま左に飛んでしまうこともあります。右のラフに行っても良いくらいのつもりでグリーン方向を狙いましょう。グリーン周りには4つのガードバンカーがあり、サードショットはどのバンカーからも難しいので、極力入れるのを避けたいですね。
    グリーンは左奥が最も高く、ピンが左奥にあるほど傾斜が強くなっています。奥のピンに対して突っ込み過ぎは危険です。なるべく、上り傾斜のパットが残るように狙っていきましょう。

  • 2番ホール

    B:319、R:300、F:290、L:269 = PAR4軽い打ち上げの短いパー4ホール。距離が短いからと言って、やさしくありません。右に見えるフェアウェイバンカーのほかに、グリーンのフロントエッジから約60ヤード手前から左右の幅が30ヤード近くもある大きなフェアウェイバンカーが広がっています。
    ティーショットは左のフェアウェイバンカーまで届かないクラブで、レイアップするのが無難です。右のフェアウェイバンカーの左横に打てれば、フロントエッジまで115ヤード前後です。セカンドショットで注意することは、グリーン手前が窪地状になっていて、その部分が見えないことから実際の距離より短めに感じてしまうことです。キャリーでグリーンに届かないと窪地のところに戻ってしまい、アプローチショットが難しくなります。また、グリーン奥が谷状の低地になっていて風が吹き上げていることが多いので、セカンドショットは近く見えてもしっかり打つようにしないといけません。
    グリーンは右奥が高いのですが、右奥と左奥にマウンドがあり、奥に乗せるとスピードとラインの読みが難しくなります。

  • 3番ホール

    B:164、R:156、F:147、L:135 = PAR3見た目以上に打ち上げのパー3ホール。ティーインググラウンドとグリーンの高低差が5ヤードあることと、グリーンが大きくて奥が森になっていることからグリーンが近く見えます。5ヤードの上り分を計算してピンまでの距離に合わせて実際に打ってみて、ピンまで届いたことはありません。グリーン奥の森に当たった風が押し戻すためか、グリーン近くでボールが失速してショートしてしまいます。
    ショートしやすいということから注意しなければいけないのは、右手前にあるガードバンカーです。グリーンの手前にあるように見えますが、実際にはグリーンの三分の一ほどまで奥のほうに伸びています。ピンがガードバンカーの奥に立っている時はもちろん、ピンがバンカーに掛かっていない場合でも、少しでも当たりが薄いとつかまってしまう恐れが大です。自分の使いたいクラブより1番手大き目のクラブで打ったほうが無難です。
    グリーンは受けているので奥からは速いですが、1番や2番のグリーンほど複雑なアンジュレーションはありません。

  • 4番ホール

    B:360、R:350、F:330、L:319 = PAR4軽く右にドッグレッグしていて、右のカート道路のすぐ右サイドはOB、左は法面になっているパー4ホール。カート道路にバウンドしてOBゾーンに入ってしまうこともあるので、絶対にショートカットを狙ってはいけません。ティーショットは正面に見える鉄塔を目標に打っていくこと。安全確実に左サイドのラフに打って行っても良いのですが、その場合はピンがどこにあっても花道から乗せて行くようにしましょう。左サイドにピンが立っている場合はガードバンカー越えとなり、ガードバンカーを越えてもグリーンをオーバーしてしまいます。
    グリーンは段差の大きい2段グリーンで、カップが手前の段に切られている時には、上の段からはボールが止まりません。右奥のガードバンカーからのバンカーショットも寄せるのは非常に難しく、ピンの位置に関わらず手前の面に乗せるようにしたほうが良いです。
    ピンが下の段の場合はバーディチャンスも生まれますが、上の段の場合は確実に下の面から2パットで行けるようにするホールです。

  • 5番ホール

    B:388、R:370、F:337、L:306 = PAR4ティーショットが若干打ち下ろし、セカンドショット地点から軽く打ち上げとなるハンディキャップ1番のパー4の難ホール。ティーショットの落下地点となる左のフェアウェイバンカーの手前左サイドはOBゾーンがフェアウェイ寄りに食い込んできています。当然右に逃げたくなりますが、右サイドのラフの幅は広く深く、しかも右に行くほどグリーンのフロントエッジから約100ヤードのところにある木がスタイミーとなってグリーンを狙えなくなります。
    ティーショットをフェアウェイに打てても、セカンドショット地点からは見た目以上に上っていて、長いクラブが必要となります。グリーンに花道はありますが、左右の手前と奥にはガードバンカーがあります。セカンドショットは若干左足上がりのライとなり、距離感と方向性を合わせるのがなかなか難しくなります。
    グリーンには複雑なアンジュレーションがないので、無理して2オン狙いはせず、3オン1パット狙いでも良いと思います。

  • 6番ホール

    B:555、R:542、F:511、L:450 = PAR5景観が素晴らしく、ティーインググラウンドからグリーンが望めるほぼストレートなパー5ホール。左に大きな池がありますが、よほどのロングヒッターでない限りティーショットが池に入ることはありません。ティーショットで警戒すべきは、右サイドです。右にはフェアウェイバンカーがあり、さらに右は下り斜面になっていてOBゾーンに転がり込みやすくなっています。池までは十分距離があるので、ティーショットは池の右端の向こうに見える木狙いが安全確実です。
    セカンドショットは、グリーン近くまで飛ばせられる自信がある人は3番ウッドなどで花道かグリーン左手前を狙って打って行っても良いですが、3番ウッドでも40~60ヤード残りそうな人は、ウェッジか9番アイアンのフルショットの距離が残るところにレイアップしたほうが無難です。グリーン右手前には前後にダブルバンカーがあり、さらに手前には複雑なライのグラスバンカーが2つあるからです。レイアップしたほうが寄せられる確率は高まります。

  • 7番ホール

    B:175、R:165、F:135、L:128 = PAR3グリーン左手前に大きな池が広がるパー3ホール。ティーインググラウンドからは強いインパクトを受けるほどの大きな池で、実際、池は右にある花道に食い込んできていて、フロントエッジから13ヤードのところまで奥行きがあります。グリーン中央より左にピンが立っている場合は、縦の幅が20ヤード以内のグリーンへの完全な池越えのティーショットとなります。
    池を警戒してティーショットをグリーンの右横から奥に外すと、いっけん簡単に寄せワンを狙えそうに見えますが、右奥にはマウンドがあります。特にピンが奥の場合はアプローチショットの落下地点が下り斜面となる上、奥からの傾斜もあって寄せるのが難しくなります。右手前の花道からはどのピンに対しても寄せやすいので一般のアマチュアの人には狙いどころです。ただ、ピンが左に立っている場合には左に外しても右からよりは寄せやすい状況になりますから、確実に池を越えるクラブでしっかり打って行ったほうが良いとも言えます。

  • 8番ホール

    B:386、R:357、F:340、L:297 = PAR4ティーインググラウンド前から打ち上げとなっているストレートなパー4ホール。左サイドにあるカート道路の左は下り斜面になっていて、カート道路を越えるとボールは左下の9番ホールまで転がり落ちてしまいます。かなりの打ち上げのため、ティーショットで目線が上になってクラブヘッドが下から入ってヒッカケやすいので要注意です。もちろん、ヘッドアップにも注意する必要があります。
    ティーショットは右のフェアウェイバンカー越えを狙って行くのがベストルートです。例えフェアウェイバンカーの右のラフに行ってしまっても、ライは左足上がりで打ちやすいですし、ピンの位置が右サイドの場合はグリーン正面手前にあるガードバンカーも掛かりません。グリーン手前のガードバンカーとグリーンとの間は10ヤードほどの間隔があり、バンカーに入れてしまうと、バンカーショットは距離感を合わせにくくなります。バンカー越えのセカンドショットの場合は、ピンが近く見えてもしっかり打って行くようにしましょう。

  • 9番ホール

    B:419、R:362、F:343、L:331 = PAR4距離が長い上にフェアウェイが狭く、グリーン左手前には池があるパー4ホール。このホールもボールが右サイドのカート道路を越えると、一段低くなって隣接するホールまで行ってしまいます。絶対に右へは行かないようにティーショットを打たなければいけません。
    右サイドにはフェアウェイバンカーもあります。必然的に左サイド狙いとなりますが、グリーンが右に振られているので、左のラフに入ると池越えのセカンドショットとなります。セカンドショットの距離が残っていると池が気になりますが、池からグリーンにかけては上り斜面になっています。しかも、池からグリーンのフロントエッジまでは10ヤード以上の距離があります。グリーンも右奥に伸びていて左奥が高くなっていますから、左のラフから乗せることはそれほど難しくありません。むしろ、池を怖がってグリーンに沿うように右奥に伸びているバンカー入れないように注意して下さい。フェアウェイからでも、当たりが薄いとつかまる恐れが高くなります。グリーンは見た目ほど大きく切れないのが特徴です。

  • 10番ホール

    B:561、R:529、F:504、L:474 = PAR5右にドッグレッグしながら、セカンドショット地点から徐々に軽く上りになっているパー5ホール。ティーショットで注意しなければいけないのは、右サイドのOB。樹木が林立しているためにOBであることを意識しづらく、ほんの少しショートカットをしたい、という気持ちが起こることでOBになる可能性が高くなります。「ラフの右サイドはすぐOB」と思ってティーショットをしないといけません。ただ、左に逃げすぎて左ラフのさらに左の小さな法面まで行ってしまうとセカンドショットで距離を稼げなくなります。フェアウェイセンターの左を狙って打ちましょう。
    セカンドショットは上りになっている分2オンは不可能に近いので、グリーン右手前のガードバンカーやグリーンエッジまで30ヤード前後のところの左サイドにある小さなバンカーまで届かないように打つことがバーディチャンスや確実なパーにつながります。特に、右手前のガードバンカーからはグリーン面まで高さがあるのでバンカーショットが難しくなります。

  • 11番ホール

    B:415、R:404、F:349、L:328 = PAR4軽く左にドッグレッグしている距離のあるパー4ホール。距離が長いのと右にフェアウェイバンカーが見えることからティーショットを左コーナー内側にある木の上を狙って行きたくなりがちです。しかし、左のカート道路を越えると隣の1番ホールに転がり落ちやすくなっています。左に落としてしまうと、フェアウェイに戻すのも厄介で、ダブルボギーの恐れも大きくなります。くれぐれも、ショートカットを狙って、コーナーギリギリを狙わないようにしましょう。ベストルートは、右のフェアウェイバンカーの左サイドです。
    フェアウェイにティーショットを打てれば、グリーンはやや小高くなっていてグリーン面は見えませんが、花道はフェアウェイに向けて開けています。右手前にも左手前にもガードバンカーがあるものの、フェアウェイからならば花道を広く使えて長いクラブでも2オンしやすくなっているホールです。仮にティーショットが右のフェアウェイバンカーに入ってもグリーンのフロントエッジまで160ヤード前後なので、グリーンを狙うことはできます。

  • 12番ホール

    B:354、R:334、F:334、L:313 = PAR4距離的には短いパー4ホールですが、グリーンのフロントエッジまで81ヤードのところからグリーン右手前まで大きな池が広がっています。ホール自体は池を抱くように右にドッグレッグしている形状です。ドライバーの飛距離によってはレイアップする必要がありますが、ドライバー使う場合でも、ティーショットは池の左のフェアウェイ狙いで行きましょう。
    グリーン方向に打って行こうとすると、右サイドにあるグラスバンカーに入ってしまう恐れがあります。このグラスバンカーのラフは深く、グリーンにボールを止めるのは難しくなります。グリーンは左のフェアウェイ方向に向いていて、右に行くほど奥行きが狭くなっています。池は右奥に伸びているので、右にピンが立っていればいるほどピンを狙えなくなります。ボールがつかまらないと池に入る可能性が高くなります。
    フェアウェイ方向にティーショットを打って行ければ、若干池が掛かるものの、グリーンを広く使えてバーディチャンスも生まれます。

  • 13番ホール

    B:174、R:161、F:150、L:140 = PAR3フラットながら、グリーン手前にアゴの高い大きなガードバンカーが横たわっていてグリーン面は見えないパー3ホール。このホールはグリーンに特徴があります。ガードバンカーを越えたすぐのところは奥へ、右手前部分は左へ、左奥からは中央部分への傾斜が強くなっているのです。つまり、グリーンはすり鉢状になっているのです。バンカーを確実に越えるクラブでグリーンに落とすことができれば、1オンはしやすい形状になっています。ということですから、逆にグリーンを外すとアプローチショットは難しくなります。左横手前部分から以外は、下り傾斜へのアプローチショットとなって寄せにくいです。ピン位置によっては傾斜によってボールがピンから遠くなっていったり、ピンに寄っていったりします。事前にグリーンの傾斜とピン位置の関係をしっかり把握しておくことでバーディチャンスにつけることもできますし、3パットになる恐れも回避できます。なお、グリーン奥のOBは近いので、大きすぎるクラブ選択をしないようにしましょう。

  • 14番ホール

    B:557、R:546、F:518、L:489 = PAR5緩やかに左にカーブするパー5ホール。右にはフェアウェイバンカー、左からは林が張り出してきていて、ティーショットの落下地点付近は狭く見えます。ティーショットで注意しなければならないのは、左の林です。林に入れてはいけないのはもちろんですが、林の手前は低くなっていて林まで届かないボールは窪み状のラフの中に止まってしまいます。そこからは当然グリーン方向は狙えず、右横のフェアウェイに打ち出すだけになります。ですから、左の林方向には絶対に行かないように打たないといけません。右のフェアウェイバンカーに入れても、ボールがアゴ近くに止まっていない限りはそれほど難しいショットにはなりませんから、バンカーの左端を狙ってティーショットしましょう。
    セカンドショットは伸び伸びと打って行けますが、フェアウェイ左のグリーンのフロントエッジから100ヤード手前のところにある細長いバンカーには入れたくありません。グリーンに掛けては上っていて、そのバンカーの右手前付近からは寄せやすくなっています。

  • 15番ホール

    B:403、R:391、F:371、L:321 = PAR4軽く右ドッグレッグしていて、右サイドにはフェアウェイバンカー、左サイドには池があるパー4ホール。右ドッグレッグなのでティーショットの狙い目は左寄りになりますが、当然、池に入れてしまったら何にもなりません。風の関係などで池まで行ってしまいそうに感じた場合は、3番ウッドなどでレイアップしましょう。仮にラフに入ってしまっても左サイドにティーショットを打てれば、グリーンは斜め左に向いているのでグリーンを広く使うことができます。
    このホールでは、左サイドよりむしろ右サイドを警戒しなければいけません。右サイドにはグリーンのフロントエッジまで180ヤードから145ヤードのところまで縦に長いフェアウェイバンカーがあります。セカンドショット地点からグリーンに掛けては上りになっていて、最後のグリーン直前は急傾斜になっています。さらに右手前にはガードバンカーがあり、右サイドからは非常にグリーンを捉えにくくなっています。池が左にあるために左から風が吹き抜けていることも多いので、風の向きと強さにも要注意です。

  • 16番ホール

    B:368、R:355、F:346、L:331 = PAR4右ドッグレッグしていて、砂のバンカーが一つもないパー4ホール。距離は短いのですが、グリーンが縦に細長いカマボコ状になっています。グリーンは7つのグラスバンカーに取り囲まれていて、フロントエッジまで届かなかったりグリーンのどちらかに少しでも外すと、グラスバンカーの斜面の途中に止まってしまいます。
    右ドッグレッグだからといって、左にティーショットを打ち過ぎると左ラフにはグリーンのフロントエッジまで約100ヤードのところに枝葉を広げている木が2本あり、枝葉によってセカンドショットでピンを狙えなくなる場合も出てきます。右のコーナーにはグラスバンカーがありますが、グリーンはどちらかというと右手前を向いているので、右からのほうがグリーンに乗せやすくなっています。グリーンは縦の幅が37ヤードに対して、横の幅は広いところでも17ヤードしかありません。しかも、手前半分と奥半分では傾斜が微妙に異なっているので、ロングパットを残すと3パットを警戒しなければならなくなります。

  • 17番ホール

    B:192、R:187、F:157、L:145 = PAR3距離は長いのですが、5ヤードほど打ち下ろしで、全体的に広々としていて開放感のあるパー3ホール。グリーン周りの3つのガードバンカーのほかにグリーン正面手前にもバンカーがありますが、このバンカーからグリーンのフロントエッジまでは10ヤード以上あります。グリーンは大きくて、1オンさせるのはいっけん易しい感じがします。しかし、周囲を囲まれて風を感じないティーインググラウンドとは違ってグリーン周りは開けているため、必ずと言って良いほどどちらからか風が吹いていると思わなくてはいけません。ティーインググラウンドで風を感じないからと言って何も考えずにピンまでの距離を打って行くと、思わぬショートや、落ち際に風に流されてバンカーに入れたりします。フラッグの向きや雲の動きなどをチェックしてクラブ選択や狙いどころを決めましょう。
    このホールのグリーンは右手前のバンカーを越えたところからの傾斜がやや強いくらいで、意外とロングパットでも大きく曲がることはありません。

  • 18番ホール

    B:424、R:398、F:359、L:342 = PAR4六甲コースの美しさと戦略性の高さを象徴するホームホール。左サイドにある3つの池を抱くように左にフェアウェイがドッグレッグしている長いパー4ホール。ティーショットでは2つ目の池を警戒しなければいけませんが、警戒し過ぎると右のラフに打ち込んでしまい、ラフからの池越えの距離のあるセカンドショットを余儀なくされます。もちろん池に入れてしまってはいけませんが、フェアウェイは左斜め奥方向に伸びて行っているので、池を怖がらずに思い切ってフェアウェイセンターもしくは左サイドを狙っていったほうが良いと思います。逃げれば逃げるほどセカンドショットで使うクラブは長くなり、池越えのセカンドショットが難しくなります。
    グリーンは横に長く、両サイドが一段高くなっています。左にピンがある場合は完全な池越えのショットになり、しかもグリーンの縦の幅は15ヤードしかありません。池越えのセカンドショットに自信がない場合は、池の右サイドのフェアウェイにレイアップしましょう。

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