スタッフ紹介Vol.5:益子PGAコース 支配人 植田 浩史さん。益子PGAコースをPGAゴルフの発信基地に。「また来たい」と切望されるコースを目指して

今回は2015年2月より「益子PGAコース」の支配人になった植田浩史さんを紹介します。
同コースは日本プロゴルフ協会(以下、PGA)の「2024年に新たなゴルフ人口を500万人創出する」というビジョンに太平洋クラブが賛同し、相互の連携・協力のもとに運営。PGA副会長である植田さんが望んで同コースの支配人となり、先頭を切って新たな挑戦に取り組んでいます。

※取材は2015年5月現在

どのようなご経緯でPGA副会長から「益子PGAコース」の支配人へとなられたのでしょうか。こうした組織間の人事交流は初めての事だと伺います。

そうですね。ただ「益子PGAコース」の目的や意義などについては、PGAの副会長としてプロジェクトに関わってきましたから、よく理解していました。
そして具体的な人事について「プロゴルファーを支配人に」というご希望を会議の際に聞き、まさに「私のことではないか!」と思って自ら手を挙げた次第です。

「プロゴルファーを支配人に」というのは、「益子PGAコース」の目的に即しているわけですね。

はい、当ゴルフ場の特徴は、技術を学べる「PGAゴルフアカデミー」に加え、太平洋クラブの歴史に培われた魅力的なコース、そしておよび経営母体となったマルハンのサービス業としてのナレッジやノウハウなどが融合していることです。
この三者がそれぞれの強みを活かしつつ融合させることで、PGAゴルフアカデミーにとって最強の発信基地となることは間違いありません。

「益子PGAコース」をどのようなゴルフ場へとしていきたいと思われますか。

「PGA、ゴルフコース、アカデミー」の三位一体で新しいゴルフの価値を提供できるところはそうありません。それぞれが連携し合うことで、いっそうゴルフが楽しめる環境を提供していきたいですね。
現状としては、着任後よりお客様には「すばらしいコースですね」という褒め言葉をたくさんいただいています。でも、そのあとに「ちょっと遠いね」と続くんです。さすがに場所は動かせませんが、前向きに捉えれば、来ていただいた方には十分満足いただける、また来たくなる、コースとしての真価が問われる場所といえるでしょう。ですから、「遠いけど来たい」というファンを増やし、来ていただいた方にはもっと満足いただける、そんなコースにしていきたいと思っています。

「益子PGAコース」のコースとしての魅力はどんなところですか。

プレイヤーとしてその話をし出すと止まらなくなりますよ(笑)。
1つあげるなら、やはり一筋縄でいかないコースの戦略性、面白さではないでしょうか。そんな難易度の高いコースでも、老若男女、しかも力量の差が大きくとも共にプレーを楽しめるのがゴルフのすばらしいところです。
プロにはアカデミーにはもちろん、コースでもプレーしてもらえるようお誘いしていますので、機会があればぜひ一緒に楽しんでいただければと思います。彼らがコースに挑む姿を観るだけでも、よい刺激になること請け合いですよ。
また将来的にはぜひトーナメントをやりたいですね。
トーナメント開催による緊張感は、コースに独特の雰囲気を与えます。すぐには難しくとも、「いつでもトーナメントができるコンディションに整える」という目標を持って過ごすことで、コースのレベル感をあげていくわけです。私もPGAでツアー管理委員長としての経験がありますし、太平洋クラブのコースづくりの力量は江南コースでも実感しています。
ぜひ、キーパーさんと連携して、更なる高みを目指していければと考えています。

ゴルフアカデミーについて教えてください。どんな受講生にどのくらいのレベルで技術取得を支援するのでしょうか。

初心者からブランクのある人、競技志向の上級者までレベルに合わせて学べるのが、「PGAゴルフアカデミー」の特徴です。これはPGAとしてゴルフ界を活性化するための1つの方策として取り組んでいることで、ゴルフ人口を創出・育成するだけでなく、PGAのメソッドを活用してゴルフ技術の基準の明確化、正確性の向上に務めることも重要な課題です。
3本の柱として考えているのは、まずは一般の方のスキルアップ、ジュニアの育成、そしてプロゴルファーのスキルアップです。コース併設ですから、学んですぐに本番さながらに試すことができるコースレッスンも充実しています。
また、レッスンだけでなく、医療機関との連携で生活習慣病や認知症の予防・改善プログラムの作成や、ジュニアを対象にした大会などを開催することも予定しています。

PGA副会長であり、「益子PGAコース」の支配人である植田さんが感じられているゴルフ界全体の課題、および中長期的展望についてお聞かせください。

たとえば若年層の車離れによるゴルフ場のアクセスしにくさなど、社会構造や経済環境における小さな変化の積み重なりが、ゴルフ人口の抑制につながっていると考えています。
ですから、車以外でアクセスできる環境づくりなど、1つ1つの変化に対する対応が必要であるのは間違いありません。しかし、私自身はそれ以上に「ゴルフそのものの楽しさ」を伝えていくことが重要だと考えています。
そのためにも、アカデミーで初心者やブランクのある方にもご参加いただきやすいようにハードルを低くし、スキルアップを助け、さらにはすばらしいコースでプレーを楽しんでいただく。その積み重ねが重要と言えるでしょう。さらには、そうした方々の快適なゴルフ体験を支える人材育成・確保も重要事項です。働く人にとっても「夢のあるゴルフ場」となるべく「益子PGAコース」を今以上に磨き上げていきたいと思っています。

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